日々雑感 フジテレビの株主総会ヤラセ質問

 現政権は放送業界に対して電波オークションの導入を検討しているようです。日本の放送業界に競争が導入されるのはよいことですが、個人的にその前に議論すべきだと思うのがフジテレビが行っていた株主総会でのヤラセ質問です。

 昔の日本の経営はシャンシャン総会で株主の質問の邪魔をするのが日常茶飯事でしたが、現在でもまだ似たようなことをやっている企業があります。フジ・メディアHDは自社の社員を株主総会に参加させ、あらかじめ決めていた質問をさせて他の株主の質問の邪魔をしていたことが内部通報により発覚しました。この件で株主が決議取消を訴えて裁判になり、昨年からフジは株主総会のヤラセ質問をやめたようです。もちろん普通の会社でもヤラセ質問は許されないことですが、報道機関であればなおさらです。記者会見で国や企業を好き放題批判し、場合によってはメディアスクラムで一般人の家庭にまで押しかけるくせに、自分たちはヤラセ質問で批判から逃げていたとは聞いてあきれます。

 現在は日本でもようやく企業のガバナンスが問われるようになってきましたが、そうであればフジテレビの株主総会でのヤラセ質問は真っ先に批判されるべきものでしょう。ライブドア騒動の時に「企業は誰のものか」という抽象論を持ち出してライブドアや株主批判を行っていた学者や評論家がたくさんいましたが、フジのように株主総会でヤラセ質問を平気でするような会社が誰のためになっているのか意見を聞いてみたいものです。このフジのヤラセ質問事件は現状ほとんど報道されていないようですが、少なくとも多くのメディアをにぎわす芸能人の不倫よりよっぽど報道価値があるように思います。

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Author:パラケルスズ
アラサーの投資家です。長期で持つほど気長ではありませんが、毎日モニターを凝視するデイトレも面倒くさいので、レバレッジをきかせつつ2、3週間保持するトレードを行っています。

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