日々雑感 今後の自動車業界

 現在電気自動車の開発が進んでいますが、多くの国が火力発電に頼っており電気自動車がエコかどうかは一概に言えません。今後電気自動車が普及するかどうかはわかりませんが、直近の自動車業界に起こる可能性が高いのは自動車販売台数の急減だと思います。

 これまで中央銀行が金融緩和で景気の下支えをしてきましたが、金利低下の結果として自動車ローンで自動車を買う人が増えました。しかし、現在は多くの中央銀行が金融緩和の終わりを示唆しており、金融環境が悪化すれば自動車販売台数は減少するはずです。さらに現在は日本だけでなく世界的に若者がモノを持たなくなっており、できるだけモノを買わずに固定費を減らしてシェアをするようになっています。こうしたシェアリングエコノミーが定着すれば仮に景気が良くなっても自動車販売台数は増えないでしょう。

 また、現在はエコカーの開発が進んでいますが、現状の石油価格は低位安定しており本格的なエコ需要は起きておらず、いまのところはエコがただのブームとしてしかとらえられていないように思います。ただ、今後石油価格が本格的な上昇トレンドに入れば真にエコなのは何かをめぐる再編が起こるでしょう。現状はドル高が終わってドル安トレンドに入りつつあり、ドル安になればドルと逆相関の資源価格も上昇します。エコカーの開発競争は石油価格が上昇してからが本当の競争になるのではないかと思います。

 現状の自動車業界は中央銀行による低金利に支えられてきましたが、そろそろそうした環境は終わりに近づいています。さらに自動車業界には自動運転、シェアリングエコノミー、電気自動車の開発など環境が激変しています。個人的にはそうした激変がそろそろ自動車業界の業績を直撃するのではないかと思っています。

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パラケルスズ

Author:パラケルスズ
アラサーの投資家です。長期で持つほど気長ではありませんが、毎日モニターを凝視するデイトレも面倒くさいので、レバレッジをきかせつつ2、3週間保持するトレードを行っています。

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