日々雑感 各国の利上げと金融市場

 ここ数年アメリカの利上げでドル高が進んできましたが、最近になってアメリカのインフレ率の伸び悩みなどから利上げ予想がトーンダウンし、ドル安が続いています。一方で欧州やオーストラリアはこれからの利上げが予想されており、ユーロや豪ドルは最近になって相次いで長期のレンジを抜けて上昇トレンドに入ってきました。ドルと逆相関の金はまだレンジから脱しきれていませんが、金がレンジを抜けて上昇トレンドに入れば本格的なドル安の時代が始まるのではないかと思います。

 また、現在のようにアメリカが利上げに慎重なもののユーロが金融引締を積極化すると株価の暴落が起こりやすくなります。2008年のリーマンブラザーズ破綻による株価暴落はアメリカが利上げに慎重なもののユーロが石油価格の高騰によるインフレを警戒して利上げを行った数か月後に起こっており、1987年のブラックマンデーはドイツ銀行がアメリカの意向を無視して利上げを強行したことがきっかけで起こっています。現在はアメリカが利上げに慎重になったもののユーロが量的緩和の終わりを示唆しており、ユーロが金融引締の姿勢を変えない限り金融市場の混乱が続くのではないかと思います。

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Author:パラケルスズ
アラサーの投資家です。長期で持つほど気長ではありませんが、毎日モニターを凝視するデイトレも面倒くさいので、レバレッジをきかせつつ2、3週間保持するトレードを行っています。

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