日々雑感 今のテレビに求められていること

 現在のテレビ局の経営はネット広告に押されてジリ貧になっていますが、今テレビが置かれている状況はテレビが台頭してきた時代の映画会社と同じです。

 1950年代まで日本の娯楽は映画が中心でしたが、テレビが台頭して映画の観客動員数はあっという間に減少してピークの1割程度まで下がりました。そして現在の観客動員数もピーク時の1割程度で大きな変化はありません。しかし、映画産業は観客動員数が減っても産業としては成長し続けました。その要因は映画会社がテレビドラマを作ったり、ビデオやDVDといった二次利用でテレビの台頭という環境の変化に対応して新たな市場を作ってきたからです。

 そして現在は映画から観客を奪う側だったテレビがネットに顧客を奪われ始めています。そうした環境の中でテレビ局の経営に必要なことはテレビを見る人を増やすことではなく、ネットという新たな環境に対応して新たな市場を作っていくことです。そうすればかつて観客動員数が減っても成長し続けた映画産業のように生き残ることができるのですが、現在の日本のテレビ局は視聴率競争をすることしか頭にないようです。視聴率競争だけやっても意味がないということに気づくのに遅いか早いかで、今後のテレビ局の経営に大きな差が出てくるのではないかと思います。

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Author:パラケルスズ
アラサーの投資家です。長期で持つほど気長ではありませんが、毎日モニターを凝視するデイトレも面倒くさいので、レバレッジをきかせつつ2、3週間保持するトレードを行っています。

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