日々雑感 トヨタの自前主義からの脱却

 これまで多くの日本企業が技術の自前主義にこだわってきましたが、トヨタは先日の株主総会で技術の自前主義からの脱却とM&Aの積極化を打ち出しました。日本以外では技術の外部調達が当たり前になっていますが、日本でもようやく技術の外部調達が本格化しそうです。

 こうしたトヨタのM&A積極化に対して遅すぎると批判する人もいるようですが、個人的にはいいタイミングだと思います。これまでITをはじめとするハイテク系の株価は明らかに割高で、M&Aを成功させるのは簡単ではありません。しかし、先週からナスダックの株価が急落しており、ようやくハイテク系の割高な株価の調整が本格化しそうです。そうなればより安いところで企業・技術を手に入れることができるでしょうし、トヨタがM&Aを積極化するにはちょうど良い頃合いなのではないかと思います。

 一方、これまでハイテク系企業への出資・買収を積極化してきた企業にとっては割高な株価の調整が起こればいっきに財務内容が悪化します。特に日本企業は明らかに割高なところで企業を買収しているので、そのツケが多額の減損として現れる時期が近いうちに来るのではないかと思います。

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Author:パラケルスズ
アラサーの投資家です。長期で持つほど気長ではありませんが、毎日モニターを凝視するデイトレも面倒くさいので、レバレッジをきかせつつ2、3週間保持するトレードを行っています。

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