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日々雑感 リミックスポイントの赤字決算

 仮想通貨事業を行うリミックスポイントが今期の決算で赤字転落しました。仮想通貨は去年から暴落が始まり、現在も下落トレンドが続いています。この環境ではなかなか利益を出せないでしょうし、赤字決算も仕方がないかと思います。コインチェックは資金流出事件の後にマネックスの傘下に入りましたし、リミックスポイントも赤字が続けば他の金融機関が買収するかもしれません。ここからさらにリミックスポイント株が下がるなら買ってみようかと思います。

 また、現在の仮想通貨は今年に入って横ばいが続いおり、you tubeで上がっている動画ではビットコイン円で41万前後が上値になってまた下がる予想をしている人が多いようです。ただ、イーサリアムは今月末にハードフォークが予定されており、ナスダックが仮想通貨先物上場を決定するかもしれませんし、材料はあるので今月限定なら吹き上がる可能性があるように思います。個人的にはイーサリアムを少額買っており、今月末にかけての上昇を期待しています。
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週末雑感

 そろそろ株価の調整が始まったように見えますが、これが本格的下落トレンドになるかどうか見定めるためもう少し様子見です。

日々雑感 ソフトバンクの決算

 ソフトバンクはここ数年ハイテク関連に投資しており、昨年からはじまるハイテク関連の株価下落で損失を抱えているかと思っていましたが、オプションなどを使ってうまくヘッジしていたようです。

 ソフトバンクが投資したGPU大手のNVIDIA株は昨年から急落し、ソフトバンクのもつ株価で損失が出ていましたが、ソフトバンクはNVIDIA株のオプションのコール売りやプット買いを行ってヘッジを行っていました。ソフトバンクはただハイテク株を一本調子で買っていたわけではなく、のちに下がることも考慮してオプションを駆使していたのには驚きました。

 また、今年に入ってソフトバンクが子会社の携帯会社を上場させましたが、この資金をソフトバンク親会社の自社株買いに使うことを発表しました。この自社株買いもこれから株価が低迷してソフトバンク株が売られるであろうことを予想して、簡単にソフトバンク株を売らせないために投資家に対する牽制として自社株買いを発表したのでしょう。

 ここ数年のソフトバンクの投資はただハイテクバブルを追いかけただけかと思っていましたが、孫正義はバブルが崩壊したときのことも考えて事前に手を打っていたようです。デリバティブを使ってヘッジを行うことは普通の投資家でもするでしょうが、数千億、数兆円単位を動かしながらヘッジを行える投資家はそういないでしょう。やはり孫正義は経営者というよりも投資家なんだなと思わせる今回の決算でした。

今週の見通し

 今日の日本市場は休みです。先週のアメリカ株は引けにかけて戻して終わっており、今日も上昇するなら休み明けの日本株もいったん戻るでしょう。ただ、日経平均で上値抵抗になっている21000を超えなければ下落トレンドのままだと思います。

日々雑感 ソニーのゲーム事業の好業績とモバイル事業の赤字の差はどこにあるのか

 先日ソニーの決算が発表されましたが、ゲーム事業が好調で業績を牽引している一方で、モバイル事業は赤字が続いています。ゲームもモバイルもソニー独自のハードへのこだわりがありますが、業績面では明暗が分かれています。この差はハードの性能ではなくソフトウエアの規格を握っているかどうかで決まっています。

 現在のデジタル製品はハード単体だけでは動かず、ソフトウエアをダウンロードして動きます。そしてそのソフトウエアはパソコンであればマイクロソフトのWindows、スマートフォンではアップルのiOS、グーグルのAndroidの規格に合わせて作られています。ソフトを作る外部の企業からすればソフトを作るのに多額の資金が必要ですし、普及するかどうかわからない規格に合わせてソフトを作ることはしません。ソフトウエアにおいていったん標準規格が確立すると、それ以外の規格で外部の企業がソフトを作ることはなくなってプラットフォームの寡占化が進みます。そしてプラットフォーム優位の構造が出来上がると、マイクロソフトであればOSのライセンス収入、アップルやグーグルであればソフト配信や広告で安定して高い収益を出せるようになるのです。また、マイクロソフトやグーグルはハードはあえて技術や部品を外部調達すれば簡単に作れるように生産を標準化し、ハードを作る企業の競争をあおってプラットフォームの地位を強化しています。そうなると、ソフトウエアの規格を握る企業は高収益だけれどもハードを作るだけの企業は価格競争に巻き込まれて収益性が低下してしまいます。ハードを作るだけでプラットフォームを作ることをおろそかにしてきたソニーもこの価格競争に巻き込まれ、PCやスマートフォンで長い間赤字を垂れ流してきたのです。

 一方、ゲーム機においては任天堂、ソニー、マイクロソフトのそれぞれの規格に合わせてゲームソフトが作られます。ゲームの場合はソニーや任天堂といったハードメーカーがソフトウエアの規格で主導権を握っているので、いったん多くのゲームメーカーが規格に合わせてソフトを作るようになってプラットフォームを確立するとそう簡単にキャッチアップされることはありません。ゲーム機で新規参入するにはただハードを作るだけでは駄目でソフトメーカーに自社規格に合わせてソフトを作ってもらわなければなりませんが、普及するかどうかわからない規格に大量の資金を投入してソフトを作る企業はそう簡単に表れず、プラットフォームの寡占化が進みます。そしてプラットフォームの寡占化が進んだゲーム機市場では任天堂、ソニー、マイクロソフトの3者をおびやかす企業はそう簡単に現れず利益率が高くなっています。ソニーのゲーム機事業は好業績なのにモバイル事業が全くダメなのは、ハードの性能ではなくソフトウエアの規格を握っているかどうかにあるのです。

 日本では製造業は技術だけあればよい、モノ作りに優れていればよいという考え方からなかなか抜け出せないようですが、モノ自体がソフトウエアで動くようになった時代に製造業であってもソフトウエアを無視してビジネスは成り立ちません。これまでのIT産業は主にPCやスマートフォンといった消費者向けのデバイスで進化を遂げましたが、ソフトウエアの重要性に気付かずハードを作るだけの企業の業績は大きく悪化しました。そして現在はこのITの進化が自動車や医療などの産業にも影響を与え始めてています。こうした変化において技術だ、モノ作りだと従来の価値観を変えずにソフトウエアを軽視するとPCやスマートフォンと同じ失敗を繰り返します。モノ自体がソフトウエアで動くようになった時代にモノだけ作っていてもビジネスとして成功しないのです。
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パラケルスズ

Author:パラケルスズ
30代の投資家です。平常時はスイング中心で暴落時に長期投資を行います。

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