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日々雑感 フジテレビ経営陣はやりたい放題

 最近のメディアでは日大やアマチュアボクシングの話題で盛り上がっていますが、それと同等に酷いのがフジテレビの経営陣です。

 今回の株主総会でフジHDが「お台場みんなの夢大陸2017」というイベントで入場者数を水増していた疑惑が株主から指摘されました。フジHDはこのイベントでスポンサーから広告料を取っており、その指摘が本当であれば不正にあたります。さらに株主総会では役員のセクハラ問題などさまざまな疑惑が議題になったのですが、フジHDは社員を株主総会に参加させて拍手で議題を無理やり終わらせるいわゆるシャンシャン総会を行いました。以前このブログでフジHDが株主総会でヤラセ質問をして裁判になったことを取り上げましたが、あいかわらず同じようなことを続けているようです。フジテレビは日大やアマチュアボクシングのトップを批判するような番組を作っていますが、自分たちの経営をどう思っているのでしょうか。

 こうしたやりたい放題の経営をしていても結局メディアが取り上げないので野放しになり、ろくでもない経営が続きます。イベントでの入場者水増しや総会でのヤラセ質問は内部告発がきっかけで発覚しており、フジテレビの中には現経営陣に不満を持つ社員はいるもののフジ経営陣はこのまま居直るつもりなのでしょう。最近では日本の競争力が落ちたと言われることも多くなりましたが、フジHDの経営を見てわかる通り日本の経営は競争力とかそういうレベルではなくただ私物化されているだけです。日本の経営の問題は競争力以前のガバナンス機能不全にあるのです。
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週末雑感

 アメリカ株はあいかわらず強く、目先はいったん市場全体がリスクオンになりそうです。ただ、長期のドル高トレンドが終わったわけではないので、新興国通貨・商品の長期下落トレンドは変わらないと思います。

ポジション決済

 思ったほど下げないので日経225を22180(+120)で利確しました。しばらくは様子見です。

ポジション追加

 目先はまだ調整が続きそうなので日経225を22300で売りました。想定通り下落トレンドに入れば1週間程度保持する予定です。

日々雑感 半導体バブルはいつまで続く?

 先週フェイスブック株が将来の業績懸念で暴落しましたが、ソフトウエア企業は固定資本が少なく景気が悪くなったからと言ってすぐに業績が悪化するわけではありません。一方、半導体などのハードウエア企業の業績は固定資本が大きく市況次第で業績が大きく悪化します。

 ここ数年はメモリの価格が急騰するメモリバブルが起き、韓国のサムソン電子のメモリ事業やSKハイニクス、そしてアメリカのマイクロンの利益率は50%前後あり、売上の半分が利益という状態でした。しかし、この好業績は市況が好転した一時的なもので、市況が悪くなればトップシェアでもほとんど利益が出ない市場になります。メモリ事業に求められるのはとにかく莫大な投資を行って安く早く作ることで、資本力とスピードが求められます。この競争は利益率が低下しても稼働率を上げるため投資を続けるしかなく、ライバルの資本力が尽きて脱落するまで続きます。スマートフォンが普及する前のメモリ事業はどこも利益が出ないまま投資を繰り返し、リーマンブラザーズ破綻による金融危機の後に日本のエルピーダなどが資金繰りに窮して破綻しました。そしてある程度企業が脱落して供給者が減った後にスマートフォン向けのメモリ市場が急成長して市況が好転し、ここ数年はメモリバブルが起きてメモリ企業の営業利益率が50%前後にまでなったのです。

 一方、メモリバブルに乗り損ねたのが東芝で、東芝は親会社が原子力事業の減損で半導体どころではなく、東芝の半導体事業の利益率はメモリバブルの最中でも15%程度しかありませんでした。東芝の半導体事業は東芝の中で見れば高収益ですが、空前のメモリバブルでライバルの利益率が50%程度あるのに東芝は15%程度しかなく、実質的には儲かっていなかったのと同じです。東芝の半導体事業の分離に反対する人が今でも多いようですが、東芝の半導体をもっと早くに切り離していれば今頃はメモリバブルに乗って現在より利益率は高かったはずです。東芝の半導体事業は儲かっているというよりも親会社に足を引っ張られてメモリバブルに乗り損ねていたのです。そしてSKハイニクスやマイクロンのように売上の半分が利益という状況がいつまでも続くはずがなく、いずれメモリバブルは崩壊します。さらに中国企業が今年の後半にメモリ生産において莫大な投資を行うことが予定されており、メモリ事業はまた過去にあったような泥沼の価格競争に舞い戻り、市況の悪化とともにメモリ企業の収益率が低下することになると思います。

 また、今週は画像処理半導体GPU大手のNVIDIAの決算が予定されています。NVIDIAは最近の仮想通貨のマイニングブームに乗って急成長しましたが、マイニングブームによる高収益は一段落しているはずです。今週のNVIDIAの決算が予想外に悪ければ、ハイテク株全体で一波乱あるかもしれません。
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パラケルスズ

Author:パラケルスズ
アラサーの投資家です。長期で持つほど気長ではありませんが、毎日モニターを凝視するデイトレも面倒くさいので、レバレッジをきかせつつ2、3週間保持するトレードを行っています。

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